信用を判断する3つの要素
信用・信用貸し
信頼することや、信じて任せるという意味が一般的ですが、経済活動においては主に金銭の貸し(債権)と借り(債務)に関して用いられます。
「クレジット」は元々「借款・信用販売」を意味する英語です。
そこから、貸す側が借りる側を信用して、担保をとらずに金銭を貸したり、販売するという意味を含むようになります。
クレジットカード払い、月賦や消費者金融は、信用して貸すこと(信用貸し)なのです。
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信用貸し、すなわち無担保・無保証で行う貸付には、約束が果たされなかった際の担保がありません。
信用貸しをする際には、当然借り手側の「信用」がなければ貸し付けることができません。
この「信用」を判断する際の基準となる要素は、以下の3つと言われています。
返済意思
返済能力
担保力(資産)
一般的な個人への貸付には、このうち担保力を除く「返済能力と返済意思」を、借り手の信用度を客観的に判断するために使います。
その判断材料・資料となるのが個人信用情報です。
無担保・無保証貸付・ローンの信用供与のため個人信用情報機関が設立され、顧客の情報を(会員)企業から収集・蓄積・提供しているのです。
抵当貸しと信用貸し