信用情報に記載されている$やAなどの記号の意味
開示される信用情報に記載されている情報のうち、わかりにくいものを一部抜粋しました
CICの「入金欄」にある$やAの記号
- $の記号
請求通りか、それ以上の入金があったという意味 - Pの記号
請求額の一部が入金されたという意味 - Rの記号
顧客以外からの入金があった - A、B、Cの記号
未入金だったという意味
Aは顧客都合の未入金、Bは顧客とは関係ない未入金、Cは理由不明の未入金 - 「ー」の記号あるいは「空欄」
クレジットの利用がなかった場合は空欄かーが記載されます
請求も入金もなかった場合や、会員企業から情報の更新がなかった場合
JICCの「契約状態」欄
- 残高がある契約が継続している場合は「契約中」と記載されます。
契約は継続中でも、現在利用がない(借入額0円)場合は「契約中(残高0円)」と記載されます - 「契約終了」は返済が完了となっているという意味
- 「譲渡済」とは会員企業からJICCに未加盟の会社等に債権が譲渡されたという意味です
JICCの「残高金額」欄と「利用合計額」の違い
- 「残高金額」は、個人が入出金した後(返済のため入金した・貸付を行った)の元本の残高額です。
(元本のみで、利息と手数料は含まれません)
(保証契約の場合は、保証会社が契約先から確認した残高) - 「利用合計額」あるいは「貸付金額」「保証額」
利用合計額は包括契約(設定した限度内で繰り返し借入や購入できる契約)の場合の、出金時点の残高です
包括契約の場合は、契約を解約するまで「契約終了」とはなりません。「貸付金額」は個別契約(個別の借入金額や代金を決められた回数で返済する契約)の借入金額です。個別契約の場合は返済が完了した時点で「契約終了」と記録されます。「保証額」は保証会社が契約に基づいて保証している金額のことです
KSC全国銀行個人信用情報センターの「取引種類」欄
- 「証書貸付」とは、借入のたびに契約書を作成するローンを指します
- 設定した限度額の範囲内で繰り返し利用借入を「カードローン」、そのうち短期返済型のものを「キャッシング」としています。
- 「クレジットカード」クレジットカードの利用契約です
- 「個品割賦」商品代金を分割払いした契約です
- 「保証」借入の際に保証会社等から受けた保証
- 「手形貸付」「手形割引」は主に法人が事業資金等の借入で行うものです。
銀行などに、将来支払いを約束する「約束手形手形を金融機関等に買い取ってもらうことで資金を入手した取引が手形割引です。
自社が持っている他社の約束手形を、支払日前に銀行などに買い取ってもらう形で資金を手に入れるのが「手形割引」です。 - 「連名ローン/連帯債務者」は2名以上の名義で行ったローンのことで、どちらも同じ意味です(2006年(H18年)から記載名称が変わったため)
- 「法人連帯保証」法人名義の借入に対して、個人が連帯保証人となったものです。
「その他ローン」は上記に該当しないローンを指します