CRIN(クリン)
クレジットインフォメーションネットワーク(Credit Information Network)の略語。
全情連(旧)・全国銀行協会・社団法人日本クレジット産業協会の三機関が構築した個人信用情報の相互交流ネットワークのことです。
旧大蔵省及び旧通商産業省の指導を受けて作られました。
各機関の会員企業は、それぞれが加盟する個人信用情報機関を通じて、コンピュータネットワークにより他業界の信用情報(延滞等の事故情報のみ)を照会することができます。
各機関の会員がCRINを利用することにより個人への過剰貸付を防ぎ、多重多額債務者の発生防止にも効果を上げています。
三者協議会
多重債務・過剰与信の防止と健全な消費者信用の発展のため、昭和58年に全情連(全国信用情報センター連合会)、全国銀行協会、社団法人日本クレジット産業協会の三者によって設立された協議会です。
協議会では、消費者への対応について共通ルールを定め、また、平成11年3月に「信用情報機関における個人信用情報の保護に関する指針」を定めるなど、厳正なプライバシー保護措置を図って運営していました。
CRINで交流されている提携他機関の信用情報の開示
全情連加盟の情報センターで開示できる他機関の情報は、CRINの交流情報です。
(延滞等の情報及び紛失・盗難、同姓同名の別人に関する本人申告コメント情報)です。
開示手続に関しては、本人開示制度に準じています。
ただし、他機関の情報については、与信を断られたことを理由とした開示請求に限って開示をしています。
CRINで交流される情報以外の開示は各機関へ問合わせることができます。